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セキュリティ強化の第一歩!さくらインターネットがパスワードを12文字以上に変更
こんにちは!
今日はちょっとした「セキュリティアップデート」のお話を共有したいと思います。
すでにさくらインターネットをご利用の方はお気づきかもしれませんが、ログインパスワードの仕様が2025年9月30日から変更になります。
これまで「8文字以上」で設定できたパスワードが、今後は「12文字以上」が必須になります。
対象サーバー・仕様変更されるパスワードの種類は下記になります。
対象サーバー
- さくらのレンタルサーバー
- さくらのマネージドサーバー
- さくらのメールボックス
仕様変更されるパスワードの種類
- サーバーパスワード
- サーバーコントロールパネル(ログイン時パスワード)
- サーバーコントロールパネルで作成したメールのパスワード
サーバーパスワードを変更した場合、FTPやSSHのログインパスワードも変更になります。
メールソフトのみでメールアドレスを利用している方は、これまで通りメールを利用できますが、さくらのウェブメールを利用されている方は、パスワードの変更が必要になってきます。
今すでに8文字~11文字のパスワードを使っている方は、次回ログイン時に「パスワード変更画面」が表示され、新しいパスワードを設定することでサーバーコントロールパネルを利用することができます。
なぜ文字数が増えるの?
パスワードの強度は大きく分けて「文字の長さ」と「使う文字の種類」で決まります。
英数字だけでなく、記号や大文字を混ぜることで強くなるのは有名な話ですが、実は一番シンプルで効果的なのが「長さを増やすこと」。
たとえば、8文字のパスワードは総当たり攻撃(いわゆるブルートフォース攻撃)にかけられると、コンピュータの処理速度次第であっという間に解読されてしまう可能性があります。
でも12文字になると、必要な計算回数は桁違いに増えるので、現実的に突破されるリスクはぐっと下がります。
つまり、今回の変更は「みんなのアカウントをより安全に守るため」のステップなんですね。
セキュリティは“ちょっと面倒”がちょうどいい
正直、パスワードが長くなるのって「面倒くさい」と感じることもありますよね。
でも、便利さだけを優先してしまうと、悪意ある攻撃に弱くなってしまいます。
今回のさくらインターネットの変更は、ユーザー全員の安心を考えた前向きな取り組みといえます。
インターネットを安全に使うためには、サービス側のセキュリティ強化と、利用者側の工夫や意識の両方が大切です。
パスワードを少し長くするだけで守れる安心があるなら、その「ちょっとした手間」は十分価値があるはず。
まとめ
今回のポイントはただひとつ。
「セキュリティの壁を上げる=安心の壁を作る」と考え、ログインパスワードを見直してみましょう!
参考:https://faq.sakura.ad.jp/s/article/000001888
私たちプラスビッツでは、ホームページ制作やシステム導入といったサービスの中で、セキュリティ面のサポートにも力を入れています。
今回のような仕様変更への対応や、より安全に運用するためのご相談なども承っておりますので、「ちょっと聞いてみたいな」と思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。